かくりよ書房夜明け分館

服飾、文芸ほか雑記

ずっと聴いていた音楽2018

 

 2018年がそろそろ終わる、ので、今年聴いていた音楽を3つだけ、のんびり振り返ります。

 

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 投稿は去年の12月末なのですね。お口をぽかーんと開けて「何でも言うことを聞いてくれる」って背景に可愛い書体で書かれてるみんなの推しをやたらとツイッターで見かけるな~、と思っていたのですが、元ネタに遭遇できたのはバレンタイン過ぎたころくらいだったと記憶しています。修羅場をくぐる過程でダメな感じのお客さんやダメな感じの同僚と戦うたび、終盤ブチ切れたゆかりさんの

「やってやろうじゃねえかよこの野郎!!」

が脳内をリフレインしておりました。フライパンを被ってれば弾に当たっても死なないもん。

 

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 春先、気持ちを奮い立たせたいときによく聞いていた。Miliのあの少女のような成熟した女性のようなお声の持ち主はどんなお姿をしているのだろう、という謎が解けた一作品でもありましたね。歌声と衣装が相まって、ひややかで芯があって透明でつららのようだなあと思いました。内側にまっかな椿の花びらを閉じ込めた氷柱。

 

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 盛夏、体調を崩し職場に辿り着けなくなったころ家で家事をかたづけながらずっとこれを聞いていたときに、「もう無理だな」と思ったのでした。「寂しいけど、次に行くしかないんだなあ」と思える諦めと前向きのあいの子なメロディと、ちょっと掠れた少年ぽいボーカルが好き。踊っている彼なのか彼女なのかわからないだれかさんもかわいらしい。

 

 およそ印象に残っているのはこのあたりでしょうか。来年もよい歌に出会いたい。