かくりよ書房夜明け分館

服飾、文芸ほか雑記

ホロスコープセッション『ライブマップ』体験記~そういう星の生まれです~

※この記事は今年秋に受けたオンラインセッションについて、旧ブログの記事をサルベージしたものです。

 

【ぷにさんのセッション『ライブマップ』がすごかった話】

 整体師であり占星術師でもある、ぷにさんのホロスコープを使ったセッションをモニター体験させていただきました。 セッションの新規受付は現在されていないのかな……?というところですが、星占いが必要とされているどこかの誰かに届く日がいつか来ると信じつつ体験記をぽつぽつと載せます。(ぷにさんのブログは下記から!)

ホシカラダ遊び



Before/Afterが相当劇的に変化したので先に書いておくと、
Before:環境の激変でメンタルが激しく疲弊。
 自分が選んだ選択肢が正しかったのか分からない。
 周りの目が気になって仕方ない。
 やらないといけないことに手がつかない。

After:感情や考え事のリソースを無駄に割かなくなった。
  「他の人の視線」ではなく「自分の考え」で選択できるようになった。
   自分の人生が自分の手元に戻ってきた

 

【セッションを受けるまで】

 ぷにさんとは同じオンラインコミュニティ『ライフエンジン』に所属しており、コミュニティ内でセッションのモニター役を募集されていたところに軽率に乗っかったのが……いつだったかあまり覚えていないのですが、夏の初め頃だったかと記憶しています。
 その時は解決しないといけない差し迫った課題もとくに思いつかず、ただ単に「面白そう」だけでセッションを申し込み、Polcaでモニター料金をぺぺいっとし、あとはのんびりセッションの日取りを待つのみ、という感じでした。
 大人気だったために順番が回ってくるまでにはかなり時間がありそうな雰囲気、待ってる間に聞きたいことも湧いてくるんじゃないかしらとのんきに考えていた未明、大正解です。
 セッション直前の私は結構なピンチを迎えており、どんぴしゃなタイミングでぷにさんから助言をいただけることになったのです。

【同じ轍は踏みたくない】

 8月上旬、当時勤めていた職場での勤務時間が伸び放題に伸び、なお終わらない仕事と人間関係の問題でメンタルがぐじゃぐじゃになった私は休職
 職場からメールや電話が来るだけで寒気、頭痛、腹痛、動悸に襲われ布団から出られなくなるなど豪快に体調を崩す状態で復帰も見込めず、
「10月ですっぱり辞めて前々からやりたかった仕事を目指そう……」
と退職の準備を進めていました。

 目指そうと思った仕事は教員。人に教えることが好き、言葉を扱うのが好き、だから国語の先生になりたい。ストレートな動機です。
 ただ、働き方や心持を変えない限り、また似たような経緯で仕事を辞める羽目になるような気がしていました。

「今度は好きなことを仕事にするんだから長く続けたい、絶対に同じ轍を踏みたくない……」

 でもどうすればいいのかは自分ではよく分かりませんでした。
 自分なんか何をやってもダメなんじゃないかという悲観。「退職」という自分が選んだ道が本当に正しかったのかも頭の中でブレ始め、教職課程の履修に向けてやっていた勉強にも手がつかなくなる有様。
 焦りと不安ばかりが増していました。
 そんな折に、ぷにさんからセッションの準備についてご連絡をいただきました。腰を据えて自分の身の振り方を決めていかないといけない時期。タイミングが絶妙でした。
 聞いていただいたのは希望日程と、ホロスコープを読むための生年月日、誕生時間、生まれた場所、そして相談したいこと。

・ストレスがもとで体調を崩して現職(事務)を休職しており、退職予定
・次に目指す仕事は絶対長く続けたいし今回のような辞め方はしたくない
・心身ともに健康に楽しく働き続けるためにどうすればいいかヒントが欲しい

 この三点をお伝えし、ホロスコープを見ていただくことになりました。

【セッション開始】

 セッションはzoomでのオンライン形式。顔出しの必要がなかったので人見知りには大変ありがたかったです。
 雑談→ホロスコープ画像と、事前にぷにさんが用意してくださっていたテキストを見ながら気になったところを掘る という流れでした。

 開幕即「イケボですね???」と尋ねてしまい苦笑われる未明。イケボです、ぷにさん(主観)。
 自分の話をするのはあまり得意ではないのですが、ぷにさんはこちらの話をしっかり聞いて肯定してくださった上でお話を進めていただけるので、めちゃめちゃ安心できました……結構色々お話してしまいましたが、自己開示への恐怖感が薄かったのは、ぷにさんのお人柄もだし、何より技術を磨かれてるからなんだろうと思います。すごい。

 さて、セッションの主体になるのはぷにさんが書いてきてくださったテキスト。誕生時、どの位置に何の惑星、星座があったかをもとに性格や行動の傾向、いつがどのような時期になるか、等を読み解いて、ぷにさんが手ずから書き起こしてくださったものです。
 5~6ページ以上に文章もぎっしりなボリューム。すごい。
 大事なところは蛍光グリーンでラインが引いてあるのですが、全部わかるの嵐でした。一見矛盾している記述も全部「それだーーーーーー!!」とマイクで叫んでしまう納得感(さぞや五月蠅かったろうと……)。
 セッション終了後、このテキストは送っていただくことができ、読み返しつつ元気を補充しています。以下、刺さったところのまとめです。

◎未明、教員向いてるってよ
 何よりうれしかったのがこれです。向いてるってよ!!!!! やったね!!!!!!!!

「自分の土俵を作って、突き抜けた専門分野(好き・得意)をとにかく発信する。それ以外のことはなるべくしない。人から期待された役割に沿うと生命力が鈍っていくので気をつけること」

 これを聞いて何かがすこーんと腹落ちしたというか、いい意味で諦めのついた感覚がありました。
 セッションを受けるまで、「いろいろなことを人並みにできない、人並みになれないこと」への負い目や罪悪感を抱えていて、就職が一年遅れたこと、さらにその就職先も一年と半年ちょっとで辞めるはめになったことでマイナスな感情に拍車がかかっている状態でした。
 でも、そもそも努力の方向が違ったんだな。あらかじめ設定された「認められるための鋳型」にハマりに行くんじゃなくて、自分が評価されたいと思う分野に能力を全振りして、それを認めてもらえばいいんだ。
「周囲に認められること」という曖昧な目標をいったん脇に置いて、精神力や体力を割くべきところが「専門分野を究めること」という具体的な一点だと思えるようになり、行動の選択を迷わなくなりました。
 あと、辞めることになった仕事を「向いてない」と名指しで書いていただいてて(具体的に何の仕事に就いていたか、事前にお伝えはしてなかったのですが……)けたけた笑いながら気が楽になっていました。向いてなかったんだ、じゃあ仕方ないな。

○回復のキーワードは「遠くへの旅」
「ストレス発散は苦手で抱え込みがちだけれど、匿名で活動できるSNS、現実や現在地から離れた場所へ旅をすることで回復が可能」とのこと。
 現実から脱兎のように逃げられるので創作や読書が趣味、嫌なことがあると物理的に遠くへ行きがち(鈍行で旅行とかしちゃう)のでわかるの嵐でした……。
 創作で回復するということに謎の抵抗があったんですが、セッションがきっかけで開き直りました(二度目)。やるべきことに注力するためにも、逃げ込んで回復できる世界を構築していこうな。

○目立ちたい/目立ちたくない
「自分が目立つことに精神的な抵抗がある反面、自分のフィールドでは目立ちたい、認められたいという欲求が強い」
 目立つと「図に乗るな」とガンガン叩かれる環境下にいたおかげで、承認欲求の出し方についてはかなり慎重になっていますが、それはそれでよかったのかもしれない。
 自分自身に注目が向くというより、アウトプットしたものに注目が向く方が嬉しいのでその方向を目指したいです。

 ほかにもいろいろ書いていただいていたんですが、刺さるところが多い分消化に時間がかかっています。大事に読みながらお守りとして手元に置かせてもらおうと思っています。

【まとめ】

 読む本、勉強する分野、感情のリソースを割くところ。今までは散らかって散らかって疲れ果てていたのですが、セッションを受けてからは散らかることが少なくなりました。
 力を注ぐ対象を絞れたことが本当にありがたいです。手元に残ったものたちを大切に、誰かに手渡せるように頑張ろうと思います。
 ぷにさん、元気をもらえるセッションを本当にありがとうございました。